TTCの11期生の大竹里実さん イメージ

自分を変えたいという気持ちだけで受講したTTC200。
それが今では生きる理由に!地元の青森で活動中。

はじめは指導することは考えていなかったと語る大竹さん。本物のヨガを探して辿り着いたクシャナヨガでのTTC200をきっかけにさらなる学びを求めTTC500、マタニティTTCも受講。
そしていつしかヨガインストラクターの道へ。各講座での学びや石垣島での生活を語ってくださいました。

現在はどのような活動をされていらっしゃいますか。
現在はフィットネスや小さなスタジオでヨガやダンスエクササイズを教えています。
ヨガのクラスはレベル1、リラクゼーションを主に行っています。もともと身体を動かすことが好きでダンスを習っていましたが、そのつながりでヨガに出会いヨガをもっと知りたいと思うようになり現在に至りました。はじめは指導することは考えておらず、自分のために始めたヨガでしたが知れば知るほど、このままで良いのだろうか、誰かのためにヨガをできないだろうかと思うようになりました。当時は、病院で事務をしており、毎日患者さんや現場で働いている先生方を見ていて、皆は安らげる時間はあるのだろうか?不安を感じてないだろうか?と思うと同時に、私たちの幸せって何のだろう?と漠然と思いを巡らせることが続きました。
何もできない自分に不甲斐なさを感じ、何もしないでいることより誰かのため何かをできるような自分になりたい!と思うようになり、ヨガインストラクターの道を選びました。
受講当時はヨガインストラクターになるとは思ってもいなかったです。
でも今は私が生きる理由として、さまざまな不調に悩んでいる方々の少しでも役に立てることをしていきたいと思い、地元の青森県弘前市で活動しています。
TTCを受講されたきっかけはどのようなものでしたか。
まずRYT200を受講したきっかけは、ちょうど自身が“変わりたい”と思っていた時期に「ヨガって修行っぽいからもしかしたら生まれ変われるかもしれない」と変な根拠と、軽い気持ちで、地元のヨガの資格を持っている方からヨガを教わった事が始まりでした。しかし、そのヨガクラスで私は足を痛めてしまい、「これがヨガなの?」と疑問に思い、ケガをしたことへの苛立ちもあり納得できるヨガをしたいと思い、他の先生のヨガのクラスも受けてみました。しかし結局自分が納得するヨガに出会うことができずケガをした苛立ちは収まらないままでした。
そこで「じゃあ自分で本物のヨガを探しに行こう!」と思い立ち、ネットで検索していたら、いくつものヨガスクールから、クシャナヨガのHPを見つけ、見た瞬間に"ここだ"と感じ、kSaNaの養成コースを申し込みました。ほぼヨガ歴0日のままRYT200に申し込みをしたようなものでした。
その後も続けてRYT500の上級アーサナ編・セラピー編を受講しました。ヨガのことを、何も知らなかった私が、自分を変えたいという気持ちだけで受講したRYT200で自分自身がヨガで救われ、生きやすくなったことを他の人にも伝えていきたいと思ったことがRYT500を受講したきっかけでした。RYT200だけでは、できるレッスンの内容が限られるためレッスンの幅を広げるのは難しいと感じ、もっと学びを深めるために、申し込みをしたのも理由の一つです。
Maternityを受講したきっかけは、いつか自分も母になったときにマタニティヨガを知っていれば心身共に不安や悩みが出てきても、解消できる術を身につけていれば安心かなと思ったことがきっかけでした。もちろん自分が体験したことを、次の世代の方たちにも教え、伝えていけたら良いなとも思ったからです。
受講前に、母の妊娠期の経験を聞くことがありました。妊娠中に身体を動かすことの大変さ、つわりの辛さ、そして出産時のことなどの話を聞きました。そのおかげでMaternityを受講している時もイメージしやすくデモクラスでは妊婦さんになりきりながら受ける事ができました。
TTCでの学びは、今どのように生かされていますか。
初めてヨガインストラクターとしてクラスをしたのは、青森県の弘前市にある弘前厚生学院の学生さんに「放課後ヨガ教室」をしたことが始まりでした。私も学生さんも初めてのレッスンだったので互いに慣れない部分もありましたが、何度かやっているうちに学生さんも「最後のシャヴァーサナがとっても気持ちいい!」と言ってくれるようになり、その言葉が少しずつ私に自信を与えてくれ、伝えることの楽しさを教わりました。
その後フィットネスクラブに入社し、ホットヨガのレッスンをメインで行うようになり、主にレベル1(初心者向け)のクラスを行っていました。
RYT200の内容は初心者向けクラスを対象としているため、担当のクラス内容にはぴったりでしたが、ポーズの内容にも限りがあり、伝えられる方も限られてしまいました。 フィットネスクラブでは、老若男女の会員さんがいらっしゃる場のため、レッスンをお一人お一人に合わせた内容にできないことがありました。特にアジャストの仕方も様々で、「これで合っているのだろうか。」と不安や疑問が次々と出てきました。
RYT500を受講したことでそれまでアジャストをして不安だったことや疑問だったことが解消されレベル1、レベル2・ヴィンヤサ・リラクゼーション、お一人お一人の求めているクラスや合ったクラスを行える様になりました。 レベル1,レベル2では力の入れ方やポイントをより細かく伝えることができ、リラクゼーションではアジャストの仕方や力の抜き方、そして力がどのようにして抜けていくのかを自分の言葉で伝えられるようになり教えやすくなったのがレッスンをしていて自分で感じました。本当に受講して良かったと思います。
また、フィットネスにいらっしゃる会員さんの多くは「汗をかくこと」や「痩せること」を目的とする方が多いため「ヨガは運動量が少ないストレッチのようなもの」という認識の方がほとんどでした。しかしどうしてもちゃんとしたヨガを伝えたくて、レッスンが始まる数分前に時々、八支則(ヨガの哲学)のお話をするように試みました。すると、「ヨガに対する価値観が変わった」という方や「ヨガはストレッチじゃないんですね」という方が徐々に増え、自分の言葉でヨガを話し、伝わったという実感ができ嬉しさを感じました。
この経験から、せっかくTTCで学んだことなのだから、自分自身もアウトプットしていかなければと思いはじめ、ヨガスートラや教科書を何度も読み、もっとわかりやすく伝えたいと思った時はChihiro先生の“リセットするヨガ”の内容を参考にお話したりもしました。そのおかげで「先生のヨガのお話を聞いて心が癒やされました」という方や、中には「なぜかわからないけど、涙が止まらなくなりました」という方もいらっしゃいました。
TTCでの学びを、レッスンに参加してくださった方にアウトプットしたことで、皆さんの身体だけではなく“心”も同時にほぐすことができたときは、ヨガの素晴らしさやお世話になったkSaNaの先生方に感謝の気持ちでいっぱいになります。「ヨガって楽しい!」と素直に思え、やりがいをとても感じています。

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受講中、困ったことはありましたか。また、その困難をどのように解決しましたか。
上級アーサナ編でのアーサナリサーチの時に自分の中で大きな壁にぶつかったポーズがありました。RYT200を受講してから1年経ったころに受講したのですが自分の力を十分に発揮せずにポーズをとっていたことに気づかされました。先生方にサポートされながらポーズをとっていても、どこに力を入れるか頭ではわかっているのに思うように身体に力が入らずとても悔しい思いをしました。「私たちの身体は日々変化し続ける」と先生から教わったこと、改めて身をもって痛感した瞬間でした。RYT200で習ったポーズをなんとなくではなくではなく、ポーズひとつひとつを真剣にとるからこそ日々変化し続ける私たちの身体は是正され、その次にステップアップできるのだと感じました。
怠けていたわけではなく、自分の身体と心と向き合えていなかったことに気づき、またひとつ成長した時間でした。
他に困ったことは特にありませんでした。私は青森に住んでいるため、雪国の厳しい寒さや積雪がない石垣島はなんて快適なのだろうととても楽しんで過ごしていました。大型の台風が来たときもありましたが、こんな時だからこそ学べることがあると先生が教えてくださったので、そのときはヴィラでセルフスタディ(スヴァディヤーヤ)をしていました。同期の方たちもみんな優しくて、わからないことを教えてくれたりアドバイスをくれたり、ご飯も一緒に食べて和気あいあいとしていました。強いて言うなら、今まで見たことない大きさの昆虫や自然界の野生の生き物を目の当たりにしたときはとても驚きました・・・笑
TT中の思い出、印象に残っていることがあれば教えてください。
たくさんあるのですが、やはりRYT200の哲学の講義が印象に残っています。
哲学の講義で個々がレポートを書き発表するという時間が設けられたのですが、皆それぞれの経験やたくさんの感情や思いを抱えて石垣島に来たのだろうなと、皆が発表する姿をみて伝わってきたのを覚えています。私が選ばなかった一節をなぜその人は選んだのだろうと考えたり、その一節とその人の経験や感情を併せて話すことで発表者も聞いている側も涙したり、私はその時間を経験したことで心がとてもすっきりしたのを覚えています。始めは泣いたからスッキリしたのかなと思っていましたが、そうではなく心に引っかかっていたトゲのようなものが抜けたような感覚といった方が合っているかもしれません。ヨガに出会っていなければ手に取ることのないヨガスートラ。このヨガスートラは私たちが生きる上で大事なことをたくさん教えてくれる素晴らしい書であることを皆の発表や自分の考察、発表を通じて学び、気がつかせてもらいました。
そしてこの経験があったからこそ、いろんな方の気持ちが少しずつわかるようになったように感じます。
最後に今後の目標を教えてください。
先述にもあるように、私自身ヨガに救われkSaNaの先生方に自分が進むべき道へと導いてくださったことを、今度は私がしていきたいなと思っています。特に自分よりも若い世代の方や学生さんにもヨガを伝えていきたいです。そして終わりのないヨガをこの人生でたくさん楽しみたいと思います!

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